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【リヴァプール】CL決勝が終わって

そろそろ1週間経つのでCL決勝を振り返ろうかなぁと思う。

僕はCL決勝をLiveで見ることができなかった。次の日朝から仕事があったからね、日々の生活のための仕事よりも優先するものは残念ながら無い。リーグ戦でもそんな時はあって、そんな日の朝はあらかじめリヴァプールの試合結果にすぐ跳べるようにブックマークしてある。そして見た結果はマドリー3-1リヴァプール

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あー3点取られて取ったのは1点かーなんて思いながらカリウスが致命的なミスをしたようだということを知って仕事に行ったのを覚えている。

仕事から帰ってきてCL決勝を見直すと、なんだ前半は上手くやれてるじゃないか。リーグ戦でも前半は敵無しみたいなもんだから良い意味で驚きはなかった。サラーが負傷退場するまでは。いやーサラーが居なくなるのは本当にキツかった。リーグ戦でもサラーが後退してから押し込まれたりすることが多く、ましてこの舞台相手は最強マドリー、片翼が折れたまま戦える相手ではない。リヴァプールは片翼が折れたらもう片方も折って作り直そうみたいなことは出来ない。ララーナが頑張っては居たがマネに奮起してもらう他なく、そしてマネは奮起してくれた。決定機を作られながらも前半をスコアレスで折り返す。普通のチームなら上々なのだろうが、リヴァプールからすると前半にリード出来ないた不安で仕方ないのだ、これもリーグ戦で何度も見て(以下略

後半に入って問題のシーン。カリウスが信じられないミス。自動化してはいけないプレーを雑にこなしてしまった。神は細部に宿るじゃないけど、神がいない場所を突かれてしまった。CL決勝でこのミスは見逃されない。圧倒的不利になったがマネが同点弾を決める。マネに感動したKOPも多いのではないだろうか。サラーが負傷退場するときサラーの側に寄って行った時「俺がやってやる」と言っているようだった。

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まさに起死回生といったゴールだったのだが、それをも上回るマドリーのクオリティとゴール。ベイルのバイシクルは何もこの舞台で決めなくてもいいじゃないかと叫びたくなるような見事なシュートだった(ロナウドに決められたユベントスファンもこんな気持ちだったのかもしれん)

KOPが心が折れそうなゴールを決めてもまだ時間はあるし、リヴァプールは諦めない、諦めるのが世界一似合わないクラブなのだ、追いつけると逆に思っただろう。僕は結果を知ってて録画を見てるのに思った。

それなのにまたベイルは僕の心を折った。あれは再度カリウスのミスを誘いゴールを決めるという僕の心を折るには十分なゴールだった。それから先は見なかった。マドリーが喜ぶ姿を見たくなかった。

 

悔しいがやはりサラーがずっと健在でカリウスの1失点目のミスが無ければなぁと思ってしまう。ラモスについてはあまり言及したくない。ラモスは柔道が上手かった、それだけでいいです。

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カリウスは今シーズン徐々に皆の信頼を得て改善してきた。しかし、細かいミスはリーグ戦から断続的に続き、それがよりによってこの場面で出てしまった。おそらく今夏はリヴァプールはGKの獲得に動く。それがアリソンかオブラクかドンナルンマかクルトワという名前まで出てくる。カリウスにとって試練の1年になるが個人的には成長したカリウスが借りを返す姿を見たい。が、クラブが新GK獲得に動きカリウスの出番が減ってもそれはそれでしょうがないのかなとも同時に思う。頑張れカリウス。今度はうれし泣きでその涙を見せてほしい。

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