終わりに備えて西方へ

日々雑記など。スポーツ、ゲームなんでも

【映画】Death Note / デスノート NETFLIX版

みなさんNETFLIXを見てますか?

NETFLIXは月額1500円以内で配信されているドラマ、アニメ、映画、テレビ番組が見放題のサービスです。Huluとかこういう形態が増えてきたので、どれかサービスを選んで契約している人もいると思います。

今回はこれの宣伝をしたいのではなくてこれを見たのでそのあらすじなり感想です。

www.netflix.com

 

NETFLIXNETFLIXオリジナル作品が多くあり、このDeath Noteはその一つで最近配信されました。NETFLIXオリジナル作品には結構良い作品が多いので見てみることをお勧めします。

※※※これよりネタバレを含む感想です。※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主人公はライト・ターナー。舞台はシアトル。彼は母親を殺人で亡くしており、その犯人は陪審員を金の力で買収し無実を勝ち取りのうのうと暮らしていた。

あるとき空から落ちてきたノートをライトが拾う。ラノートの所有者となったことにより死神リュークが見えるようになり、リュークからノートの使い方を知る。とあるきっかけで知り合ったチアリーダのミアと共に秘密を共有し、ノートを使って世の中を良くしようと決意する。

ノートで殺人をするために必要なのは対象者の顔を知っていることと、名前。ここは原作と変わらない。なのでライトは犯罪者のリストからどんどん殺人を行っていく。

ライトの父親は警察官でキラ捜索チームに所属しており、ここも原作と似たような感じですね。ライトは最初に母親を殺した犯人をノートを使って殺しており、ここで父親が、正直ほっとしたこれがやっぱりカルマというやつか、などと言っていることから、原作のように馬鹿正直で清廉潔白の父親という感じではないかな。今回の父親の方が何かと融通は利きそうな感じ。

んで肝心のライト君は結構浅薄というか考えが足りない。ノートのことをすぐにミアに話したり、学校に堂々とノートを持って行ったり。。多少頭は切れるところはあるが原作のライト君には到底及ばない感じ。ノートで殺す対象は犯罪者のみで、FBI捜査官を殺したりするつもりは全くなかった。

その分、ミアが直情的で、自分の邪魔になるような存在はノートで殺すことをためらわない。実際にFBI捜査官12人を後にノートで殺害することになる。リュークはこちらの考え方の方が好きらしくライトよりはミアの方に肩入れしている。

対する捜査側はL(エル)とワタリと父親

Lは黒人で青年という設定で、推理力はライトより全然上。しかし最も原作と違うところが感情的になり感情で動くところ。常にワタリといてワタリがノートで殺されたときは、なりふり構わず銃を持ってライトを殺しに行くという原作を知っていたら考えられないような行動を取っていた。ワタリはノートにより操られ退場。

物語の最後は、正体を知られたライトがノートを駆使して(ミアを殺したり、アリバイのためにノートで犯罪者を殺したりして)無実を証明し、なんやかんやあってライトが病室で父親に真相を独白して終わり。

ーーー

内容はあまり評価できるものではなかったかな。

ノートの設定を原作と変えるのはいいけど、変えたのをうまく生かしきれてない。

 ① ノートを触っても死神はノートの所有者にしか見えない。

 ② ノートに書いた対象者の行動を操れるのはノートに名前を書いて2日間。

 ③ ノートに書かれた名前のページを燃やすことで書いた内容を取り消すことが可能。

  これにより死ぬ寸前までの行動を操りながら死ぬことをキャンセルできる。

他にもあったかもしれないがこれが主に原作と違うところ。

まず①番を変えたことで偶然にノートに触ることでリュークの存在がばれることがなくなり、ノートの扱いが結構ぞんざい。学校のロッカーの中に置いておくのはどうなのさ。原作ライトくんは机の引き出しに細工して保存してたのに。。

②番はこれでライト君がドツボにはまった感があった。ワタリの名前をノートに書いて自分の電話番号に電話させる。そしてLの名前を聞き出そうと思ったらワタリはLの名前を知らず無理と言われる。無理と言われたので同じ電話口でLの名前を調べるように指示する。ワタリがLがいた養護施設に名前を調べに行く。ワタリはライトに電話でLの名前を知らせようとした瞬間に殺される。23日のルールがないからこんなことになっちゃったよね。というより見ているときもこれを書いている時も思ったけどツッコミがありすぎで追いつかないのよね。

まず、ライトはワタリという名前しか知らない。描写ではWATARIという名刺みたいなのが出てきただけで、これが本名と思えないし、まずフルネームじゃない。だから最初はワタリがノートに操られたフリでもしているのかと思った。

そして、命令の追加。なんで電話口でさらに命令してそれに従うのか。ノートに書いてあること以外に従ったらいかんでしょ。

そしてワタリの死により感情的に動くL。もうものに当たり散らすわ、銃を持ってライトを殺しに行くわ、大声を上げて取り乱すわ、まあ魅力的ではない。

最後は結局ライトに無実を証明されちゃってるわけだしな。。

 

とまあ見てすぐ書きなぐったけどこんな感じです。

時間がある人なら見るといいよ。

デスノートが好きで色んなデスノートが好きですって人は見るといいんじゃないかな。

あとグロ描写あるんで注意っすね。