終わりに備えて西方へ

日々雑記など。スポーツ、ゲームなんでも

【PL】ワトフォード VS リヴァプール【キャプテン退場】

ワトフォード戦、3-0で勝ってしまいました。

www.risultati.it


リヴァプール強くなりましたね。今シーズンのリヴァプールは期待させてくれる試合をする、から信頼できる試合をする、ように変わって来ている。しかも毎試合の経験が血となり肉となっているように感じれますね。
よくある今までのリヴァプールのイメージとして前半に上手くいくかいかないかに関わらずあれだけもどかしい時間を過ごすと、大抵後半に痛い目を見る、具体的に言えばチャンスは作れども点は取れずに終盤のセットプレー一発にやられる、とかね。
現在のスカッドはフロントスリーが流れ関係なくいきなり連動して点を取ってしまうし、ファンダイクとアリソンを中心としたDFは点が取られる気がしないし、ひとつひとつの試合でみんな成長していているのが感じられるのが見ていてとても楽しい。


ジョーダン・ヘンダーソン以外ね。。


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私がリヴァプールを見始めたのはロジャースが指揮し始めた12-13シーズンからで、最初ヘンドはスタメンじゃなくて、ロジャースの構想にも入ってなかったと記憶している。それでもヘンドはスタメンを勝ち取り、リヴァプールになくてはならない存在になったし、熱く気持ちが入ったプレーはKOPに好かれていて、もちろん私も好きである。
16-17シーズンのチェルシー戦でトラップしたボールをすぐに振りぬいてゴールに突き刺したときこれから更にどんな凄い選手になっていくんだろうと思った。
私はそんなにサッカーに詳しくないが、それでもここ2年間のチームの成長度と比較すると、ヘンドのパフォーマンスはものすごく物足りない。特に攻撃面。
もしかしてジニくんやミルナーに前を任せてヘンド自身がバランスを取って前への意識を抑えているのかもしれない。昨シーズンはファンダイクが加入するまでディフェンスが安定していなかったから多少分かる気もする。しかしファンダイクとアリソンが加入してディフェンスが安定した今シーズンこそ攻撃面のクオリティを発揮できないでこれからどうするのか。もしジョルジーニョが取れていたらまったく出番がなかったように思う。
ジニくんやチェンボの躍動感、ミルナーの安定感はないし、今シーズンから加入したケイタやファビーニョよりは今のところ序列が上だか、今後どうなるか全くわからない。2人がフィットしたら本当に出番がなくなるんじゃないか。
毎節無難なパスを出し続け、そういったパフォーマンスを裏付けるようなデータ、動画がツイッター上に流れてくると悲しくなる。
悪くもなく良くもないパフォーマンスを続けてしまっているヘンドは焦りもあっただろうか、とうとう今節退場してしまった。審判に注意を受けてイエローを提示され、そのまま冷静になれず自身がコントロール不能に陥りすぐに2枚目のイエローをもらってしまう。本当に情けなかった。リヴァプールのキャプテンがする行動ではない(ジェラードからは華麗に目を背ける
ツイッター上ではクロップの交代が遅かった、クロップのミスだという意見が結構見受けられた。確かにそうかもしれない。が、熱くなっている若く選手に監督がフォローするなら分かる。ヘンドは何歳なんですかね?しかもキャプテンですよ。いつまでもフォローされるのではなく、自分から引っ張っていく姿を見せてほしい、リヴァプールのキャプテンってそんな存在なんじゃないですかね?

と、思った。

今、強い無敗のリヴァプールの上を行く、マンシティというわけのわからんチームに追いつくにはリヴァプールの選手の象徴であるヘンドのパフォーマンス向上が必須だと思う。チームとしては今調子のいいシャキリを使う、冬にフェキルを取りに行って更にチーム向上を図る、という噂もあるが、できればヘンドと共に歩みたい。
レッドを貰ったせいで今度のマージサイドダービーに出ることは叶わないが、ぜひエティハドでシティ相手に抜群のパフォーマンスを見せるヘンドを見たいと切に思います。

 

【PL】リヴァプール VS サウサンプトン【旅行記】

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 快勝でしたねリヴァプールサウサンプトン戦。試合は9月22日。。

いつの事話してんだという感じですが、実はこの日初の海外現地観戦に行ってきましてね。しかも3-0で勝てたので良かったです。後半に点が入らなかったのがちょっと残念でしたがまぁしょうがないよね。

 ということで、試合の内容より、海外旅行に行くまでに自分が下準備を備忘録代わりに書いて行こうかなと思います。

 

~~準備編~~

1.パスポート取得

これがないと始まらない。パスポート発行に必要な書類は、「戸籍抄本または戸籍謄本」「証明写真」「本人確認書類」この3点だけ。これを持ってパスポートセンタに行けば発行手続きが可能である。
「戸籍抄本または戸籍謄本」は本籍地の役所に行かなければならないですね。
私はやっていないが郵送も可能とのこと。戸籍抄本?とか戸籍謄本?とか何のことやら分からんってという人は実際に窓口に行き、「パスポートに必要な書類を発行してください」と言えば優しく対応してくれます。
「証明写真」は町中のどこにでもある証明写真機でもいいですが、まあ5年や10年に一度の撮影なので証明写真を撮ってくれるお店に行こう、と思って私はカメラのキタムラに行きました。なんか補正してくれるしさ。
「本人確認書類」は運転免許証で十分です。保険証だともう一つ何か証明できるものが必要だったと思います。
パスポートセンタは平日の昼間にしか空いてないので時間をなんとか作って行こう。受け取りは休日もできます。
実際にパスポートを作る際に5年と10年のパスポートを選ぶことができます。
金額差は5000円ぐらいで一生でこの一回限りの海外、という風に決めていれば5年で良いと思いますが、そうではない人は10年で良いんじゃないかと。申請して受け取れるまでに約1週間ぐらいかかるので早めに申請するようにしましょう。
宿泊場所や飛行機を予約する際にパスポート番号が必要になることがあるかもしれないから、パスポートの取得がボトルネックにならないようにしようね。これがパスポートは早めに取った方が良い理由です

 

★福岡県パスポートセンター

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4313200/

★カメラのキタムラ 福岡・天神プリント館

blog.kitamura.jp

 

 

2.移動先と宿泊先確保

必要なのは、①日本からイギリスまでの往復、②ヒースロー空港-ロンドンパディントン間の往復、③ロンドンユーストン-リヴァプールライムストリート間の往復
④ロンドンでの宿泊1日目、⑤リヴァプールでの宿泊2日目、⑥ロンドンでの宿泊3日目
これを予約する必要があります。
最初何もわからない場合は、旅行代理店さんに行き、簡単に見積をしてもらうことをお勧めします。見積もりをしてもらうだけはタダですし、実際に予約する際に煩わしい手続きの一切がなくなります。
ここで自分の求める条件をしっかり提示することが大切です。
そうしないと、自分に合わないちょっと値段の高いホテルや飛行機の席を窓側や通路側にしない、など、こちらが当たり前だと思っていることでもちゃんと条件は伝えましょう。日本語だから簡単にできるよね(しみじみ
あと実はこれskyscannerという一つのアプリで全部できます。
PC版サイトは以下。


★skyscanner

www.skyscanner.jp

私は基本的にiphoneでskyscannerのアプリをダウンロードして使っていました。
絞り込みの条件、検索結果の見易さなど文句なしです。
というより、これで期間指定してこの都市ならどんな飛行機で行くのかな?とかどんなホテルがあるのかな?とか考えながら遊んでるだけで楽しい。
私は今回、自分ですべて最初に調べましたが、結局宿泊場所と航空券はすべて旅行代理店さんにお願いしました。
ということで鉄道のみ自分で予約しました。ヒースロー空港からはヒースローエクスプレスという特急を利用します。このチケットは事前に予約しても値段は変わらなかった(自分が調べた範囲では)ので、現地についてから買うことにしました。
残りのロンドン-リヴァプール間の往復分を購入。イギリスは早く予約すれば予約するほど安くなるようで、日本にいる間に往復分を予約しました。しかし、ここが一番詰まりました。予約は下記のサイトからしました。


★National Rail Enquiries

www.nationalrail.co.uk


検索するとさまざまな種類のチケットが表示されます。ここで選んだのはoff-peakという種類のチケット。
これは出勤時のピークの時間帯を除いた自由席チケットという感じでしょうか。時間帯が融通が利きそうだったのでこれを選択しました。選択して支払いに進もうとすると、Virgin trains鉄道会社のホームページに飛ばされます。
しかし、この会社日本からアクセス出来ないようになっているみたいなんですよね。(でも他の人の旅行体験を読んでいると普通にアクセスできているみたいで・・・)

FAQにも、
Why can’t I access the website, it is saying my region is blocked?
In order to make sure our customer’s data is kept secure, we may from time to time block regions from accessing the website.
Q.なんでウェブサイトにアクセスできないの?私の地域からは許可しないって言ってますが?、、
A.お客様のデータを安全に保つために時々ある地域からのアクセスをブロックしてます。
などとおっしゃられているので、ちょっとどうしようかという話です。
最初に試みた解決法は、VPN接続で接続元をイギリスとかアメリカとかブロックを受けてなさそうな国にすればいいんじゃないか?ということで、このアプリを使いました。

★WindScribe

jpn.windscribe.com


結果は上手くいきそうだったのですが、なぜか最後の画面でアクセス拒否される。
もうどうしようかと、予約できないじゃん・・・っと思っていましたが、ここで普通に違う鉄道会社から予約すればええやんけ、ということに気づきまして、
下記サイトで無事予約しました。


★South Western Railway

www.southwesternrailway.com


予約を完了すると予約番号が登録したメールアドレスに送られてくるので、
これを現地のチケット発券機に入力してチケットを入手するという流れになります。現地に行ってちゃんと発券できるまではドキドキですね。なお、予約した際のクレジットカードが必要なので忘れず用意すること。

 

3.観戦チケット
今回はリヴァプールのホームゲームVSサウサンプトン戦を見に行きました。
観戦チケットの入手方法は僕が説明するまでもなくリヴァプールサポーターズクラブに懇切丁寧に書いてあるので、ここを見れば大丈夫です。


リバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ)

www.liverpoolsc.jp


私が改めて詳しく書く必要はないので、私がチケットを予約するまでに行った手順を書きます。
まずはリヴァプールサポーターズクラブのこのページを見つけたので、Sporting Affairでポスピタリティパッケージを買うことに決めました。

★クラブの正規代理店「Sporting Affair」でポスピタリティパッケージを買う方法

www.liverpoolsc.jp


パッケージは5つあるようで、一番安価なRED ROUNGEを選択しました。
RED ROUNGEはたぶん一番カジュアルな雰囲気です。他のパッケージは画像を見る限りちょっとフォーマル気味なのかな?と思ったので私にはRED ROUNGEがいいかなと思いました。RED ROUNGEを選んだ場合はチケットは下記のようなPDFが
一週間前にメールで送られてくるので、印刷して当日持っていく必要があります。

↓↓↓↓↓印刷していくチケット↓↓↓↓↓

f:id:Syamey:20181106231101p:plain

私の場合は試合まで1週間を切ってもメールが来なかったので焦って問合せメールを送りました。
するとすぐに返信が来ました。こんな感じでかなりフレンドリーに接してくれたのでここで安心できたのは大きかったです。

↓↓↓↓↓問い合わせ返信メール↓↓↓↓↓

f:id:Syamey:20181106231611p:plain


他のパッケージを選んだ場合は紙のチケットが送られてくるようなので、紙のチケットがいいなって人はRED ROUNGE以外のパッケージを選びましょう。

 

4.準備した旅行グッズ
バックパック、変圧器、simカード、モバイルバッテリーなどなど
バックパックの大きさは悩みどころです。私は荷物を極力少なくする人なので以下のものを選びました。

・[ヒデオワカマツ] スーツケース アクトリップ ターポリン 容量32L 縦サイズ55cm 重量2.6kg 85-76221

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01KWPTB5W/ref=oh_aui_detailpage_o06_s00?ie=UTF8&psc=1

キャリーとリュックになる2WAY仕様なので便利でした。大きさは男性で3泊5日ならこれで十分です。
パンツはデニム1つとチノパンを1つ、あとは上に着る物をいくつか合わせて
持っていきました。下着やタオル等でもう入らないぐらいです。出発前の福岡は気温が25度前後でしたが、到着後のロンドンと
リヴァプールは気温が10度前後だったので、半袖はつらいと思います。現地の方は結構半袖でいましたが。。
あとセキュリティ用にダイヤル式の南京錠を購入しました。

・Fosmon (1個) TSAロック 4桁ダイヤル式ロック 南京錠 鍵 海外旅行 荷物スーツケース用

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074YZ7FX3/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1


が、これと同じものが買ったバックパックについてたので(泣)いらなかったです。
変圧器は以下の物を買いました。

・旅行充電器 4.5A海外変換プラグ 4つUSBポート付 A・O・BF・C タイプ 海外旅行用変換プラグ ACアダプター 急速充電 150ケ国以上に対応 iPad/iPhone/Android/タブレット/デジタルカメラ等対応(US/UK/EU/AUS)ポーチ付き

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B076Z8RDS1/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1


これは使いやすかったです。最近はスマートウォッチ等を持っていると充電しなければならないものが増えるため、USBの給電ポートが多いと助かります。これは給電ポートが4つあったので十分でした。一つデメリットがあるとすれば少しサイズが大きいので、コンセントの横に付いているスイッチに少しだけ干渉することです。現地ホテルのコンセントの横には、コンセント自体のスイッチがほぼ付いていました。
simカードは3GBのやつを買いました。

・イギリスThree・データ通信専用SIMカード(3GB 90日間プランセット

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01GCWP2HA/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1


イギリスの会社の製品のようで、香港で使用する際はデータローミングをONにして、イギリスではOFFにして使いました。
海外でグーグルマップとブラウザをほぼずっと使ってデータ通信していましたが、wi-fiが割とどこにでもあったのもあって通信料は1.2GBほどでした。
あとsimカードを管理する入れ物としてこれを買いました。

MOBO SIMカード変換アダプタ マルチツール 「 Card Storage 」 イジェクトピン/microSDカードリーダー付属 AM-SACS-01

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01KLV0X18/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1


simカードを取り出すピンを持っていなかったのでちょうど良かったし、管理もしやすかったです。

モバイルバッテリーは持っている人は結構多いと思います。一つ持っていけばいいです。というよりもっていかないと旅行道中iphoneの電源が切れないか不安で仕方ないので精神安定剤代わりにもなります(本当に)

 

5.使用した携帯アプリ
safariブラウザ、グーグルマップ、tubemap、merseytravel、ドコモ海外利用などなど
「ブラウザ」は何をするにも必須。お店を調べたり、英語の表現を調べたり、ちょっとしたことがすぐに簡単に調べることができるのはいいですね。
「グーグルマップ」はロンドンとリヴァプールを歩き回る際にずっと起動してました。単純に地図をみるのは楽しいですし。
「tubemap」はロンドンの地下鉄を調べたり、時刻表を調べたりと、これ一個あれば全然余裕な感じでした。オフラインで使えるのが最大の魅力。

www.tubemaplondon.org


「merseytravel」は「tubemap」のリヴァプール版。リヴァプールではバスしか使わなかったので、このアプリでバスと現在どこを走っているかをずっと調べていた。

www.merseytravel.gov.uk


「ドコモ海外利用」はドコモの海外通信サービスです。

www.nttdocomo.co.jp


サービスを申請するとアプリのURLが記述してあるショートメールが送られてくるので、あらかじめ日本でインストールしておく。
アプリで残りの通信料の管理と制限時間が確認できるとの事なので、使いやすいとは思います。
用意したsimカードが使えなかったり、非常時にドコモの海外データ通信を使うつもりだったのでした。
海外にいても専用電話番号からかけるとすぐにデータ通信可能になったりと、セーフティネット的な役割を持てるかなと思い、準備していた。

 

まあこれくらい。準備は案外楽しかった。一人でも行く気があれば行けるってのが分かった。あと海外旅行が好きな人は金がなくてもなんとかして行くってのがなんとなく分かった。

【小説】ウグイ・マーガリィという天使について【森博嗣】

尊い、尊みを感じる、尊いのだわ、、、

これらはたぶん単にかわいいとかじゃなくて、本当に字面通り「尊い」という感情が自然とあふれ出てきたときに言う言葉なんだろうなって思ってた。幼い子供たちのふとした行動に感じたりするのだろう。これらの言葉が使われだしてから今までまだ尊いと感じる瞬間はまだ訪れていなかったが、とうとう僕にもその瞬間が訪れた。

ウグイ・マーガリィ(もうマーガリンでも可)、彼女は森博嗣作品の「Wシリーズ」と呼ばれる小説のキャラクターの一人として登場する。本シリーズは現在8作目の「血か、死か、無か?」まで刊行されているのかな、その4作目「デボラ、眠っているのか?」まで読んだところでこれを書いている。このシリーズを簡単に説明すると、時代背景は今からたぶん約2、300年後のお話。人間は人工細胞を取り入れることによって病気を克服し、長寿を実現している社会である。しかし、人が死ぬことがほとんどなくなった代わりに人間は子どもを産むことが出来なくなった。地球上で人間の子どもは基本的にいなくなった(それでもわずかに子どもが生まれている地域はある)。新たな人間は誕生しなくなった代わりに、人工細胞によって人間と見分けがつかない「ウォーカロン(Walk-Aloneから)」という生命体が存在している。本シリーズの主人公であるハギリ・ソーイ博士は人間とウォーカロンを見分ける技術を開発したため、何者かに命を狙われることになってしまった。で、この主人公を護衛する役目を負っているのがウグイである。

読者にとってウグイ初登場時はウォーカロンの情報が入ってきていることもあり、彼女がウォーカロンじゃないかという感じがするほど、事務的というか組織の人間感が強く出ていた。ハギリ博士に対しても仕事なので護衛します感が出ていてヒロイン的な立場ではあるだろうが特に何も最初は思わなかった。だが、森博嗣作品「S&Mシリーズ」の犀川創平と西之園萌絵が本シリーズではハギリ博士とウグイなのである。だんだん彼らの掛け合いは面白くなっていき、ハギリ博士が好奇心から行動する際に「危険ですから気を付けてください」など最初は普通に注意喚起していたのに、シリーズが進むにつれて「博士!!」といったように明らかに感情が入ってきていて、あらあらあらあらという感じでニヤニヤしながら読み進めていた。最初はハギリ博士とウグイが話していて笑うことなど全くなかったのに、たまーにウグイの表情が緩むのをハギリ博士が見かけたり、どんどん新密度上がっていってんじゃーん!!って思ってたら4作目「デボラ、眠っているのか?」のラストですよ。ハギリ博士は研究に没頭しすぎて少し不眠の気配があるのでカウンセリングを受けていた。ウグイも同伴していたが、カウンセリング自体は少し適当に扱われてしまった。ウグイがあの扱いはひどいとハギリ博士に言うとハギリは「まあまあ冷静に頭に血を登らせてはいけないよ」「私が頭に血が上っていると?」「済まない撤回するよ」「私は博士のためを思って・・(この時点で少しやばい)」「落ち着いてよ。君は良く眠れるほう?夢とか見るの?」「見ますよぉ(この砕けた言い方もやばい)」「夢を見るんだね」「何をおっしゃりたいのですか?」こんな会話をしながら最後に別れて岐路に着く際にハギリ博士が「ウグイ・マーガリン」とわざと間違えて呼びかける。そしたらですよ、ウグイは振り返らず曲がり角を曲がって行ってしまったと思いきや、わざわざ戻ってきてハギリ博士に対してあっかんべーしたんですよ!!あっかんべーですよ!あっかんべー!!!もうダメだなギャップで僕はノックアウト。心底尊いと思った。

まあただウグイ・マーガリィが尊いです、と言いたいだけでした。めでたしめでたし

 

【サッカー】W杯日本代表 セネガル戦が終わって【グループH首位】

セネガル戦凄かったっすね。

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こんな試合を日本代表がいつもしてくれるなら何も文句なんてないですね。あんまり選手知らない私でもクリバリぐらいは知ってるし、なんならマネがいるしでセネガルは厳しいだろうと思ってた。そもそもコロンビアには絶対勝てないと思ってたけど、サランスクでSSRを引いてしまったばかりに勝ってしまった。コロンビアに勝てたことが自信になったのかセネガル相手に堂々とした試合をやったと思う。特にミスから先制点を取られて追いつき、また突き放されたけどまた追いつくという、これ本当に日本なんですかねという感じでした。昌子は危なげなく跳ね返すし、岳様は要所でパスカットしたりキーパスも多くまーじで和製モドリッチみたいだし、大迫はレヴァンドフスキよりちゃんとボール納めるし、香川も地味に効いてるし、でデュエルにも負けてなかった。しまいにはケイスケホンダがゴール決めるし

ところで、相変わらず今回の日本代表は素直に応援できずツイッター上でもまあそれによってつまらない言い合いが起こってる。

僕の立場は、ハリルは解任すべきではなかったし、さっさと田嶋は辞めて欲しい。選手たちは精一杯頑張ってほしい。日本は勝って欲しい。こんなところ。

ツイッターでハリルを解任すべきでなかったという人でも概ねハリルの日本代表を見たかったが、それでも日本代表に勝って欲しいという意見が多いのではないかな。稀に日本が勝ってつまらんみたいに言ってる人がいるけど、まあ個人がどう思おうと自由だしいいけど、応援しないアピールは周りから見てるとクッソ寒いからねって感じ。

今回のW杯は結果だけを求めて、終わったらちゃんと過去と未来をつなげるようなものになってほしいと思ってる。つまりハリル時代の事を研究しつなげていくことが必要だと思う。当たり前の事なんだけど、しそうになさそうに見えるのが今のJFAだし。。

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こんな無秩序サッカーより秩序だった欧州サッカーみたいなものを日本でも見たいなあと思っていました。でも今回のW杯の西野監督の采配をみて無秩序サッカーを意図的に続けることが出来て(まあできないと思うけども、、)極めることが出来たら、現代サッカーに対してメタれたりしないかなと。日本の国民性にもあってると思うんだよね。魔法好きの国民性。一念岩をも通す。相手のゲームモデルに対してバグを起こせ!そしてその場のアイデアで何とかなるやろう。

今からオールジャパンで行く日本にとってこのW杯は分岐点。どんな方向に舵を切るか楽しみにしてます。まずはポーランドに負けないでネ

砕かれたハリルホジッチ・プランを読んで

僕は小学生から大学生になるまでずっとバスケットボールをしてきたため、サッカーの技術的なこと戦術的なことはさっぱり分からない。

そこで何かと話題になっているハリルホジッチについての本「砕かれたハリルホジッチ・プラン」を読んで疑問点や理解したこと、思ったこと、自分メモなどを書いていこうかなと思う。

サッカー素人が感じたことなのでそんな事当たり前だろ!といったことが多数あるかと思うが、そこはまぁ気にしないでくれるとありがたいです。

 

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【リヴァプール】CL決勝が終わって

そろそろ1週間経つのでCL決勝を振り返ろうかなぁと思う。

僕はCL決勝をLiveで見ることができなかった。次の日朝から仕事があったからね、日々の生活のための仕事よりも優先するものは残念ながら無い。リーグ戦でもそんな時はあって、そんな日の朝はあらかじめリヴァプールの試合結果にすぐ跳べるようにブックマークしてある。そして見た結果はマドリー3-1リヴァプール

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あー3点取られて取ったのは1点かーなんて思いながらカリウスが致命的なミスをしたようだということを知って仕事に行ったのを覚えている。

仕事から帰ってきてCL決勝を見直すと、なんだ前半は上手くやれてるじゃないか。リーグ戦でも前半は敵無しみたいなもんだから良い意味で驚きはなかった。サラーが負傷退場するまでは。いやーサラーが居なくなるのは本当にキツかった。リーグ戦でもサラーが後退してから押し込まれたりすることが多く、ましてこの舞台相手は最強マドリー、片翼が折れたまま戦える相手ではない。リヴァプールは片翼が折れたらもう片方も折って作り直そうみたいなことは出来ない。ララーナが頑張っては居たがマネに奮起してもらう他なく、そしてマネは奮起してくれた。決定機を作られながらも前半をスコアレスで折り返す。普通のチームなら上々なのだろうが、リヴァプールからすると前半にリード出来ないた不安で仕方ないのだ、これもリーグ戦で何度も見て(以下略

後半に入って問題のシーン。カリウスが信じられないミス。自動化してはいけないプレーを雑にこなしてしまった。神は細部に宿るじゃないけど、神がいない場所を突かれてしまった。CL決勝でこのミスは見逃されない。圧倒的不利になったがマネが同点弾を決める。マネに感動したKOPも多いのではないだろうか。サラーが負傷退場するときサラーの側に寄って行った時「俺がやってやる」と言っているようだった。

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まさに起死回生といったゴールだったのだが、それをも上回るマドリーのクオリティとゴール。ベイルのバイシクルは何もこの舞台で決めなくてもいいじゃないかと叫びたくなるような見事なシュートだった(ロナウドに決められたユベントスファンもこんな気持ちだったのかもしれん)

KOPが心が折れそうなゴールを決めてもまだ時間はあるし、リヴァプールは諦めない、諦めるのが世界一似合わないクラブなのだ、追いつけると逆に思っただろう。僕は結果を知ってて録画を見てるのに思った。

それなのにまたベイルは僕の心を折った。あれは再度カリウスのミスを誘いゴールを決めるという僕の心を折るには十分なゴールだった。それから先は見なかった。マドリーが喜ぶ姿を見たくなかった。

 

悔しいがやはりサラーがずっと健在でカリウスの1失点目のミスが無ければなぁと思ってしまう。ラモスについてはあまり言及したくない。ラモスは柔道が上手かった、それだけでいいです。

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カリウスは今シーズン徐々に皆の信頼を得て改善してきた。しかし、細かいミスはリーグ戦から断続的に続き、それがよりによってこの場面で出てしまった。おそらく今夏はリヴァプールはGKの獲得に動く。それがアリソンかオブラクかドンナルンマかクルトワという名前まで出てくる。カリウスにとって試練の1年になるが個人的には成長したカリウスが借りを返す姿を見たい。が、クラブが新GK獲得に動きカリウスの出番が減ってもそれはそれでしょうがないのかなとも同時に思う。頑張れカリウス。今度はうれし泣きでその涙を見せてほしい。

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180日は一瞬

前回の記事が180日前

半年たってないのでセーフ。。

 

 

普段の生活がちょっと厳しくてなーんにも手に付かない日々が続いていたのでブログを3か月ぐらいガチで忘れていたのです。書いてないなと思ったけど書く気にもなれない、んでだらだら来て今日になった。

180日もあればいろんなことがあります。

リヴァプールにいたコウ〇チーニョがバルセロナに移籍したと思えば、ファンダイクが来てくれてファンダイク無しで1月に最強シティに勝って次節最下位スウォンジーに負ける。なんかいつもと変わらない気がしますね。でもCLでは組み合わせにも恵まれてグループリーグは1位突破しベスト16でポルトに圧勝し、ベスト8ではこれまた最強シティに連勝。

シティに連勝したの本当にワケ分からんよね。確かにユナイテッドとリヴァプールとシティはじゃんけんみたいになってるのは分かるが、シティは万全、リヴァプールはジャン、ララーナ無しで良く勝ったなと思う。ホームでは前半で3-0になって後半早々サラー負傷交代からの試合を殺しきるってリヴァプールじゃないみたいだった。アウェーは前半2分にジェズスに決められて5点は取られると思ったね。見る目がなくて助かった。前半終了間際のサネがオフサイド判定が大きかった。あれが無けりゃどうなってたか分からんかった。でも後半にサラーとフィルミーノで逆転したのは凄いなと思ったよ。ベスト16突破してくれればと思ったのにベスト4まで来ちゃいました。次はローマということで戦いやすい相手ではないけどここまで来たら優勝を夢見てしまうね。ヘンドがビックイヤーを掲げるなんて素敵だよね。

キャプテンになって最初に掲げるのがビックイヤーって最初に付き合うのがテイラースウィフトみたいな感じ?

私とても不安ネ。。